ドメーヌ・ドーヴネ オークセイ・デュレス レ・クル 2004年

ある意味で現時点での最高のブルゴーニュ生産者とも言っても過言ではないこのドメーヌ・ドーヴネ。
かのルロワのワインを手掛けるマダム・ルロワ女史が手がける小規模ドメーヌで、ルロワのワインを知ってからしばらくすると存在を知る？ようなドメーヌ。
ドメーヌ・ルロワ設立と同じ年に、夫の故・マルセル・ビーズ氏とともに、サン・ロマンの高台にあるドメーヌ・ドーヴネを購入。現在マダムはラベルに描かれた館に住んでいます。ドメーヌ・ルロワとの違いは、ドメーヌがマダム、ファミリー、高島屋で1/3ずつ所有しているのに対し、ドーブネは100％マダム＆夫の持ち物。それ故に人の意見に左右されない、マダム究極のワイン造りができると言われております。
だんだんと生産銘柄も増えてまいりましたが、単一銘柄での生産量が元々少なく、年によっての造りの妥協しなさから減るときは通常の1/5とか作らないとかも普通に起きるので「幻のワイン」とも言えるかと思います。